あえて炊飯器ではなくトランギアのメスティンで炊飯して意識高い系を目指す

まず初めにお伝えしておきたいことがあります

ワタクシの自宅に炊飯器というものがありません


1人暮らしなので今までご飯を食べたいときは大体パックご飯や外食で済ませてきたのですが、ご近所さんの農家の方からお米いただけるという大変ありがたいルートが出来たことを機に

この度、炊飯器ではなくキャンパーやバイクツーリングをする方々の中で万能調理器具とも噂されるトランギアのメスティンを購入


ええ、わかってますよ

だまって炊飯器買えばいいのに・・・とかどうせ思ってるんでしょ

そんな思いも虚しく、どこをこじらせたのかトランギアのメスティンを購入したのが数日ほどまえ

アルミの弁当箱に取っ手が付いただけの極めてシンプルなデザイン

メスティンの中のバット網も買い合わせで送料無料だったのでついでに購入



使用する前にする作業として、他のブログなどでは加工過程で出来た本体やフタのバリ取りや、米のとぎ汁を使ってのシーズニングが必要と紹介されていますが、自分の場合は触った感じ特に気にするほどのギザギザ感がなかったのとシーズニングで効果があるかどうかも微妙だと感じてすべて省略して現在使用してます





ここで少しメスティンで炊飯する際の疑問点を紹介


 メスティンでどれぐらいの炊飯ができるのか

ノーマルメスティンでは 約1.5合
ラージメスティンでは 約3.5合

1合を炊飯すると炊飯の仕方や水加減にもよると思いますが約340gのご飯の炊きあがりです

イメージする目安としては市販のパックご飯は1パック約180g~200g程度です


 メスティンで炊飯する際の水の量

基本は米1合(150g)(180cc)に対して水量(200cc)米に対して1.1~1.2倍程度

新米・古米・無洗米でそれぞれ水加減が変わってきますが、自分は水に浸す時間を30分以上とするならば米に対して1.1倍、水に浸す時間が少ない場合は米に対して1.2倍という感じで炊飯しています

よくメスティンで1合炊く場合の水の量は取っ手の内側のリベット半分くらいまでと紹介されてますが、1人で1合炊くのはさすがに多すぎるし2人分を炊く場合以外あまり目安になりません

1人で1食分を炊く場合は計量目盛が付いてるシェラカップなどで大体米100cc水110cc(出来上がりが茶碗大盛1杯分)で炊いてみるのがいいと思います


 メスティンを使っての炊飯時間

炊飯する量や使用する燃料でだいぶ変動するのでこれと言った時間は決められないと思いますが、水に浸す時間を考えなければ炊飯~蒸らしの時間を合わせるとトータル30分~40分で出来上がります

さて、メスティンを使うたびに炊飯器を買った方が良かったかもとの思いが若干頭をよぎることもありますが、そんな思いをグッとこらえ

いざ実践

今回はお米100cc、水110ccで炊飯


30分ほど水に浸しておいた米(100cc)の水を切ってメスティンに投入しシェラカップで計量した水(110cc)を投入


今回の燃料は画像左のLixada折り畳み式の焚火台にALOCOSのアルコールストーブを乗せて使用しました



アルコールストーブの燃料は1/4位入れてましたが最後少し残りました


火を着けたら沸騰して蓋の隙間から勢いよく蒸気が出てくるまで男は黙って強火一択

蒸気の勢いが増してくると蓋が浮き上がってくることもあるので上に重りになるものを上げておくと便利です


蒸気の勢いが増したところで火力を弱火へ調整して蒸気の具合をひらすらチェック


蒸気の勢いがなくなってきたら、メスティンを火からおろし逆さまにひっくり返して10~15分程蒸らすと完成


おこげが好きな方は、蒸気の勢いがなくなってさらに「チリチリ」音が鳴るまで火にかけてるとおこげ付きで出来上がります

出来上がりはおこげなしでこんな感じです



 使ってみて感じたこと

水につけて30分→炊飯20分弱→蒸らし10分と、トータルで約60分程かかり、まだ慣れていないせいか炊飯の約20分間は目が離せないので時間に余裕のない人やせっかちな人には向いてないかもしれません

また、アルミ製品なので使いはじめは若干のアルミ特有の臭みが多少感じられましたが、数日使ってるうちに全然気にならなくなりました

形が長方形で持ち運びには便利なのですが、ノーマルメスティンは細身のため家庭のガスコンロや五徳が大きめのバーナーの使用する場合は不安定になるので別途焼き網などで安定させる必要があります

 これまでは自宅での炊飯に使用してきましたが、これ一つで炊飯以外にも鍋として使用したり蒸し料理まで可能となるので、これからの冬期シーズンの車中泊で運用してみたいと思います

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