主にスキーをしに行くための前泊手段として車中泊をしている自分はこの寒さ対策が車中泊するうえで乗り越えなければならない課題の一つ
車中泊を始めた当初は、取りあえず冬用のシュラフ1つあればいけるだろぐらいの軽い気持ちでスキー場へ出発し、デビュー初日から震えて眠れないという事態に遭遇した苦い思い出もあります
最悪、エンジンかけっぱなしで暖房ONで寝るという手段もありますが、ご存じのとおり雪が積もる地域では降雪によりマフラーが塞がれ排ガスによる一酸化炭素中毒でそのまま永遠に眠る・・・という笑えない事態になることも想定されるので自分は避けてます
何か手段がないものかとサブバッテリー等の外部電源を利用して電気毛布を使うという選択肢も候補にあったんですが、行き当たりばったりで行動する自分には事前にバッテリーを充電しておくという行為が苦行であることや、導入するための金額面でのハードルが使用頻度に比べ高いと判断し断念
どうしても冬に車中が泊したい・・・
そんな思いから自分がたどり着いた極寒地域での防寒対策(就寝時)はこんな感じ
シュラフ×ホッカイロ×シュラフ
シュラフとシュラフの間に、貼るタイプのホッカイロを数枚(特に肩口や足先部分に)貼り付けるだけ
もちろんシュラフ×2でも結構暖かいのですが、トイレなどで一旦シュラフから出た後なんかだとこの熱源があるかないかで全然かわってきます
貼るタイプのホッカイロ自体はホームセンターなどで30個入りで500円弱ぐらいで購入可能ですし、発熱時間は10時間程度あるので翌朝まで熱源として十分機能してくれます
ちなみにいつも使用しているシュラフは
Snugpak(スナグパック)のナビゲーター[最低使用温度-7度]×2セット
サイズは普通のシュラフと比べると多少大きい感じです
シュラフについてはマミー型か筒型かで迷いましたが、寝るときは足を広げて眠りたいのと、車の中で使用するのでコンパクトである必要性は特に感じなかったという理由で筒形を選択
このスナッグパックナビゲーターの説明には最低使用温度-7度とありましたが、これ1つだけだと上下ジャージを着こんだ状態では経験上0度ぐらいが限界でした
こちらのシュラフ、値段も手ごろだったことから後に1つ追加購入し現在は2つ所持、2つあることによって上記の極寒時に2枚重ねで使うほか
片方のシュラフのファスナーを全開にして掛け布団のようにして寝袋の上に掛けて使用したり
両方のシュラフのファスナーを全開にして掛布団・敷布団のような使い方もできるので外気温によってさまざまなバリエーションで使い分けして使っています
ちなみに、電気毛布のサイズとまではいきませんが、モバイルバッテリーからUSB給電可能の発熱ブランケットもあるので、一日だけ凌げればいいという方にはこちらもおすすめ
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